Quarterly Monday vol.13


 
発行責任者:長島 輝雄

"Quarterly Monday" vol.13
(2001年10月1日号)
Mondaynight Jazz Orchestra メールマガジン
(1月4月7月10月初旬の年4回発行、次回2002年1月初旬発行予定)
bcc配信先:400名様宛(10月1日現在)
発行責任者:長島 輝雄(Manager兼 MC兼 Bass少々)

 

●目次●
 

 

(1) はじめに:多摩ニュータウン野外コンサート有難うございました

 
マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ(MJO)のメールマガジン「Quarterly Monday」をご覧頂いている皆様、お元気ですか?
すっかり、秋になってしまいました。気持ちの良い季節ですね。・・・と いう書き出しのつもりだったのですが、全くなんということでしょう。
アメリカでのテロ惨事に始まる世界戦争と世界恐慌への恐怖・・・。
今回の犠牲者のご冥福と、これからの世界平和を心から願います。

さて、話しはコロッと変わりますが、8月4日の多摩ニュータウン野外コンサートにお越し頂いた皆さん、本当にありがとうございました。お陰様で2000人近い皆さんにお越し頂き、盛り上がったコンサートとなりました。
蝉時雨の中で始まり蝉攻撃にビックリの野外ステージでしたが、タイムファイブの皆さんのハーモニーが夏の夜空に吸い込まれていくようで、後ろにいた私達も聞き入ってしまいました。
是非、またライブ等でご一緒させていただきたいと思っています。その時はこのメルマガでもご案内いたしますので、宜しくお願いします。

っと、まぁ、そんなこんなで今後ともマンデイ・メルマガをよろしくお願い致します。
 

(2) トピックス:10月-11月のイベント紹介

 
おかげさまで、今年の後半も演奏の機会をたくさん頂いています。
それでは、10月以降のイベント3件の概略をご紹介しましょう。

(1) 日時:10月13日(土)13:00〜15:00
タイトル:ジャズと演歌の夕べ
場所:草津栗生楽泉園
    (群馬県草津市国立ハンセン病療養所)
MJO の活動の特色でもあるボランティア活動のひとつです。
チョッと遠いのですが、毎年園内にある草津の源泉にどっぷり浸かれる事を楽しみに伺い始めて今年で7年目。
今年はハンセン病訴訟勝訴のお祝い?で、いつもより演歌・歌謡曲ををたっぷりと演奏します。カラオケ同好会の皆さんのバックバンドとして、演歌の新曲も用意しています。お近くの方はどうぞ。
(2) 日時:11月8日(木)17:00Start 21:30終了予定
タイトル:AIU保険代理店・全国大会
場所:みなとみらい21・パシフィコ横浜 
一般公開ではありませんが、こんな事もやっているというご紹介です。
(3)

日時:11月24日(土)17:00開場 17:30開演 20:10終了予定
タイトル:MJO第28回リサイタル「Monday Meets The Horn」
会場:ヤクルトホール(JR・銀座線・浅草線 新橋駅 徒歩3分)
料金:\2,000(全席自由)
チケット販売:ご存知のメンバー、或いは下記長島宛にお申し出下さい。
主催:マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ
後援:(株)下倉楽器・東京都社会人ビッグバンド連盟
問合せ先:マネージャー・長島輝雄
       (Tel & Fax:045-544-5987)
       (E-Mail:tnaga@p01.itscom.net)
ゲスト:数原晋さん(Tp)
今年のゲストはTp界のリーダー・数原晋さんです。
数原さんとの演奏予定曲「Boy Meets The Horn」にひっかけて、今年のタイトルは「Monday Meets The Horn」。
数原さんはスタジオ・ミュージシャンとして数多くの録音をされている他、ご自分のビッグバンド「東京ジャズアンサンブルラボ」でご活躍中です。
数原さんの素晴らしいTp(The Horn)に出会って、私達の演奏も少しは変わるのでしょうか?どうぞお楽しみにお越し下さい。
数原さんのHPもご覧下さい。
http://www13.big.or.jp/~shin-k/
尚、今回から開演時間を早めて17:30スタートです。ご注意願います。

各々のイベントで皆さんにお会いできる事を楽しみにしています。
 

(3) メンバー紹介:2nd Tenor Sax・井関弘の巻

 
3年前に犬を飼いはじめました。
黒毛のオスの柴犬で、結構珍しい犬種です。はじめは雑種を飼うつもりだったのですが、雑種の仔犬を探すの結構難しい。
そこで、ブリーダーから買ったわけです。名前は グリ。犬には 色の名前をつける予定だったので、緑のグリーンからつけました。
北海道生まれで、親はコンテストに優勝したショードッグです。血統書にはそう書いてありました。
環八沿いに立っているマンションのブリーダーの部屋からつれてきた時は 黒い毛糸の固まりといった感じで、ぬいぐるみのオニギリのおもちゃと一緒にバスケットに入ってきました。
1日目の夜は夜泣きしました。くんくん。
それからが大変 家具はかじられるは、家の壁は掘られるわ・・・・・。
さらに心臓に欠陥があることがわかって、武蔵境の獣医大学病院へ連れて行きました。いつものやんちゃ坊主は大学病院で私の膝の上でプルプル震えていました。
3年生きられるか?といわれました。初期不良としてブリーダーに返すこともできましたが一度飼ってしまったものは、もう手放せません。そのまま飼うことに決めました。
現在 3年目、心臓の薬を毎日飲ませ、そこそこ元気です。散歩中にオス犬に喧嘩を売ったりしますが、実際は喧嘩をする勇気はありません。それに 犬のくせに 今までに 全力疾走したことない。
心臓が悪いので 全力疾走させられないのです。
しかし、なごみます。今もこの文章を書いていると 『何している?』とやってきて、私の足に すりっとして、寝床に戻っていきました。(お前は猫か!)
心臓が悪いせいか、静かに育てせいか、柴犬にしては 覇気のない 非常におとなしい犬になってしまいました。私がソファーに寝ていたりすると、すりすりとよってきたりします。近所では 『癒し犬』と呼ばれています。
さて、最近 我が家にもう一匹新顔が増えました。 年齢18歳のおばあさん猫のミー子です。実家の近くの"おきん"お婆さんが飼っていた猫ですが、お婆さんがなくなったあと、約15年外猫になっていました。実家で餌をやっていたのですが、今度はその実家が引っ越すことになり、しょうがなくつれてきました。
今は玄関に住んでいます。当初は我が家につれてきた後は、徐々に慣らして 外猫にするつもりだったのですが、なんせ年齢18歳です、全然外に出て行きたい素振りをみせません。このまま 玄関猫になりそうです。
何とか 実家に引き取らせる画策をする今日この頃です。
今も玄関の下駄箱の下で老猫が寝ていて、一方心臓の悪い犬が玄関の上がりで寝ています。
なごむな〜。
ということで、我が家は玄関から出入りできません。
どなたか18歳の老猫(メス)を引き取ってくれる方いませんか?

新しい楽器を買いました。 セルマーのシリーズ3です。もちろんテナーです。
サックスは 歴史の新しい楽器で その分 新しい楽器は いろいろ工夫されているらしく 音程も良く 大変吹きやすいです。
今までの 楽器よりも マイルドな 音が出ます。 出るような 気がします。
今まで使っていた マークセブンは 70 、80 年代の楽器で 当時の エレクトリックミュージック時代の申し子で どちらかというと 硬質な音です。
コントロールも難しい。でも スタジオミュージシャンには ロック系で需要があるとか・・・・・
今度の楽器は 60年代 オリエンティッドで、復古版といったところです。
最近ジャズの世界でも ブランフォード・マルサリス ジョシュア・レッドマンのような古典回帰の現象があります。
楽器製造もその流れがあるようです。
私の使っているマウスピースはモーガンエクスカリバー8で音色はどちらかというと、明るい。楽器とのセッティングはちっとミスマッチかもしれませんが とにかく吹きやすい。
社会人バンドでは練習時間は十分にとれません。学生時代から使っていた楽器に愛着もありますが、この際、吹きやすくで 音程のいい楽器を選びました。
さて、マンデーのサックスアンサンブルはよくなりますか。

陰の声: マンデイの誇る花形ソロプレイヤーの一人である井関さん、学生時代から知っている某メンバーの話では「音楽的・体形的・人間的?と色々な面で丸くなった」とのことですが、謎が解き明かされたような気がします。
「吹きやすい」楽器での新たなソロに期待しています。

次回は、MJOの会計担当重役兼アルトプレイヤー3rd As.鈴木成章です。
 
以降、Sax/Rtmと続けますので、皆さんお楽しみに。
 

(4) 2001年10-12月スケジュール:(練習の日程はとりあえず11月まで)

 

10月

イベント:

13日

(演歌とジャズの夕べ、草津楽泉園)
練習: 1日(初台), 8日・15日・22日・29日(笹塚)

11月

イベント:

8日

(パシフィコ横浜、AIU保険パーティー)

24日

(新橋ヤクルトホール、第28回MJOリサイタル)
練習: 5日・12日・19日・23日(場所未定)

12月

イベント:

23日

(昼=小平澄水園、クリスマス会)
(夜=八王子なか安、住宅工営パーティー)

 

(5) 皆さんからの声:今回はありません。


次回1月初旬号では28回リサイタルのアンケートから皆さんのコメントを
ご紹介します。
 

(6) お願い:イヤなら言ってね

 
次回以降の配信を希望されない方は、お手数ですが長島宛にEーMailでご連絡下さい。ご連絡のない場合は、メーリングリストにそのまま登録を残させて頂きますので、ご了承の程お願いいたします。
 

(7) おまけ:「昔の新聞」後日談

 
人類初の電子楽器、ヒッチコックの映画に使われたり、ビーチボーイズの音楽にも使われた、という映画評に惹かれて見に行ってきました。東京では恵比寿ガーデンシネマでの単館上映のようです。

しかし、「テルミン」って不思議な楽器です。
真空管やコイル?の入ったライティングデスクのような音源の箱も、そこから垂直・水平に1本ずつ出ているアンテナ状の金属棒も、妙に簡単・簡潔・シンプルそのもの。そのアンテナに手を近づけたり離したり、要は「テルミン」を前にして、虚空に両手をかざして音程・音量を「あやつる」のです。まさに「妖しの楽器」です。これをはじめて見て聞いた人は、なかなか音楽というか楽器というか、認めづらかっただろうなぁ。

でも、なーんか懐かしい音なんです。
映画の中でも紹介されていたのですが、私が子供の頃或いは高校・大学の頃テレビの深夜放送で良く見ていた1940-50年代のサスペンス映画・SF映画で人を怖がらせる時の「ヒヨヨヨヨ〜ン」という音だったんですねぇ。
去年のコンサートのタイトルとして借用したビーチボーイズの「グッド・バイブレーション」のサビでも使われていた音だったんです。シンセサイザーかなぁー、なんて思っていたんですけど、違っていたんですね。

発明者である旧ソ連の科学者レフ・テルミン博士のドラマティックな生涯も興味深かったのですが、ミュージシャンとしては(グフフ 一度言ってみたかった)、彼の愛弟子クララ・ロックモアのテルミン演奏の素晴らしさに驚きました。例の恐怖の効果音とは全くの別物、ホンマモンの「芸術」
でした。
演奏方法としては左利きのバイオリンって感じが近いのかなぁ。右手で音程、左手で音量・ニュアンスをコントロールするのですが、普通のバイオリンとは違って実際に触るべき指板も弓もなく、ただひたすら演奏者の音感・テクニック・センスだけで虚空を相手に「音をあやつる」わけです。
想像するだけでもかなり難易度の高い楽器だけど、その割には見た目がかなり「妖しい」というか、「変」というか、ちょっと方向を間違うと音を出した後で「ハンドパワーです」と言いそうになっちゃうというか、まぁ普及しなかった理由が納得できてしまいます。

誰にでもお薦め・・・と言うわけではありませんが、変わったモン好き、珍しモン好き、懐かしモン好きで新しモン好き?の方にはたまらないかもしれません。

中途半端なお薦めですが、たまにはこんな映画もご覧下さい。

「秋の夜にヒヨヨンの音こびりつく」(これは・・・ごめんなさい、ですね)

第13号も最後までお読みいただきまして、有難うございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

発行責任者:長島 輝雄