Quarterly Monday vol.17


 
発行責任者:長島 輝雄

"Quarterly Monday" vol.16
「おまけ第4号」(2002年09月08日号)
Mondaynight Jazz Orchestra メールマガジン
(1月4月7月10月初旬の年4回発行 次回2002年10月初旬発行予定)
bcc配信先:465名様宛(9月8日現在)
MJO代表者:小林正家
発行責任者:長島 輝雄(Manager兼 MC兼 Bass少々)

 

●目次●
 

 

(1) はじめに:「おまけ」について

 
マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ(MJO)のメールマガジン「Quarterly Monday」をご覧頂いている皆様、お元気ですか?
発行責任者の勝手な思い込みで「映画」「本」などをお薦めするマンデイ・メルマガ「おまけ」の第4号です。
今回のお薦めはライブハウスです。やっぱり「生」が一番!ということですよ。
今回はライブハウスのお薦めと、マンデイの宣伝少々です。ご覧下さい。
 
 

(2) お薦め:ライブハウスは面白い

 
やはりジャズなんてやっているからには、月に1回はライブハウスに通ってます。とは言っても私の通っているライブハウスは「寄席」と言われる場所なんですけどね。通い始めてからもう25年以上になるかなあ。

現在、東京都内にある定席と呼ばれるライブハウス、いやいや「寄席」は新宿末広亭・池袋演芸場・浅草演芸ホール・上野鈴本演芸場の4軒。私が一番好きなのは上野鈴本です。理由は簡単で、ビールを気兼ねせずに飲めるから。

「寄席」のほかに落語等の演芸が楽しめる場所は、紀伊国屋落語会等のいわゆる「ホール落語」があり、お目当ての噺家さんの噺をたっぷり楽しむ事は出来るのですが、私は「寄席」の雰囲気が好きなんだなぁ。

ガラガラの客席(たまに込んでいる時もありますけど)でビールを飲みながら、ちょっとぉ・・・の場合はウトウトしながら、ふっと気がつくと次ぎの人に代わっていたり・・・。一生懸命の芸人さんには申し訳無いのですが、これほど贅沢な時間の過ごし方はないんじゃないかと思っています。

簡単に「寄席」の紹介をしましょうね。
まず、上席・中席・下席と10日単位で番組が変わります。出演する芸人さんは15−20分で「お後と交代」、最後に登場する「トリ」の芸人さんで30分弱が持ち時間です。昼の部は12:00〜16:30、夜の部は17:00〜21;00。標準的な入場料金は、一般2,700円・シニア2,200円・学生2,000円・子供1,500円です。(時間・料金共に、寄席・番組によって変動あり)

鈴本以外は昼夜入れ替えなしですが、入れ替えのある鈴本は開始から時間が過ぎるにつれてどんどんと割引料金になります。いつもより少し早めに会社を出て、19:00頃に入ると1800円位かなぁ。たまに昼席に行くと、おまけで隣りの酒悦の福神漬がもらえたりします。ここら辺のちょっとしたお得感も鈴本好きの理由かもしれませんね

最近面白いなと思っている若手(中堅?)のお薦め芸人さんは・・・。
春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭歌之助、立川志の輔(立川流なので寄席には出られませんが)、曲独楽の三増紋之助、漫談のローカル岡、綾小路きみまろ、若倉健、・・・っとまだまだいるんでけどね。
最近ちょっとはまっているのが講談の三代目神田山陽。8月中旬から始まった真打昇進襲名披露興行には、末広・浅草・池袋と興行の寄席が変わる都度、つまり10日に一度は山陽目当てで「寄席」に行きました。

「声に出して読みたい日本語」という本が最近売れているようですが、「聞いて楽しみたい日本語」というのでしょうか。メリハリのある日本語でテンポよくたたみこまれると、くぅーカッコイイ!と思っちゃうんです。講談というちょっと古めの題材でも、視点さえ「いま」であれば充分に楽しめるということでしょう。

ウーム、これは「Old Basie」というちょっと古めの題材でも・・・と、私達MJOにも参考になるところですねぇ。

と、まぁそんなこんなで、今回はライブハウス「寄席」に行こうよ、というお薦めでした。
是非是非、色々なタイプの「生」の芸人さん達の心地よい日本語をお楽しみ下さい。
一つだけアドバイスです。「初めての寄席」でがっかりされるのも悲しいので、お出かけの前に必ずインターネットや情報誌で、出演者の顔ぶれをご確認下さい。どこかの「寄席」でお会い出来るかもしれませんね。
 

(3) 9月のイベント情報:9月28日お待ちしています

 
タイトル MJO Live at J
日時 9月28日(土)18:30 Open
    1st Stage=19:15〜、2nd Stage=20:45〜、3rd Stage=22:15〜
場所 新宿「J」(丸ノ内線・新宿御苑前駅下車 徒歩5分)
料金 \2,000(Music Charge)+飲食代
  前回のメルマガで9/21と記載しましたが「9/28」です。申し訳ありませんでした。お間違えのないようにお願いします
  今回は久し振りにゲストなしの単独ライブです
  演奏も、おしゃべりも、たーっぷりの3ステージです
  来年の結成30周年に向けて密かに進行する「M-Project」の全貌も明らかにされるかも知れません
  MJOらしいOld Basie 曲の数々と、「M-Project」のオリジナル・アレンジ曲を中心にお楽しみ下さい。是非是非お越し下さい
  満席?の場合もあります。ご予約はお早めに直接「J」へどうぞ(Tel=03-3354-0335)

10月以降のイベントは次の通りです。
詳細は10月初めに予定している次回メルマガでご紹介します。
10月12日(土)17:00開演、Jazz Concert(仮題)
会場:コピスみよし大ホール(埼玉県三芳町文化会館)
主催:レストラン・ベルヴィルグランドゥ
料金:7,500円&7,000円(指定席・フルコースディナー付)
    3,000円(自由席・コンサートのみ)
11月30日(土)17:30開演、MJO Regular Concert
会場: 新橋ヤクルトホール
ゲスト:高橋達也さん(Ts)
料金: 2,000円
 

(4) お願い:イヤなら言ってね

 
次回以降の配信を希望されない方は、お手数ですが長島宛にEーMailでご連絡下さい。ご連絡のない場合は、メーリングリストにそのまま登録を残させて頂きますので、ご了承の程お願いいたします。
 

(5) 「おまけ」のおまけ:たまちゃん、やーい

 
まったく何なんでしょうねぇ、たまちゃん。
私のサイクリングコースである多摩川・鶴見川に、突然現れたアゴヒゲアザラシのたまちゃん。
8/25以降、良く現れていた鶴見川の東横線鉄橋まで自転車で5分のところに住んでいる私としては、体型からして妙に親しみがあります。

先週の土曜日(8/31)は、家族の前では「関係ないよ」と言う顔をしながらも、しっかりと双眼鏡とカメラをバッグに入れて鶴見川沿いのいつものコースを走ってきました。驚きましたね。あの暑いさなか、橋ごとに必ず50人前後の人が橋桁の日陰で「たまちゃん待ち」しているんですよ。

鶴見川橋で川沿いのサイクリングロードを離れて、旧東海道と第1京浜沿いに山下埠頭や本牧海釣り公園で折り帰して、中華街の安いランチとビールで一休みしたあと、また同じ道を戻って往復約3-4時間というのが最近お気に入りのコースですが、鶴見川に戻ってくると、行きに見たよりも「たまちゃん待ち」の人数が増えているではないですか。

「川をキレイにしよう」なんてスローガンをつけた人形を持っている大道芸人のおじさんがいたり、例の「たまちゃんアイス」のおじさんもいたりで、いつも静かな川沿いが時ならぬお祭りのようでしたよ。
ようやく飛び交い始めた赤とんぼもビックリしていたでしょう。

残念ながら、その前日を境にたまちゃん、どっかに行ってしまいましたがね。「たまちゃん、やーい! 早く北の?自分ちにお帰りよー」
あの鶴見川で泳いだら絶対結膜炎になるか、商売かワイドショーのネタにされるだけだものねぇ。(あ、メルマガのネタにもなっちゃったけどね)

「時ならぬ 祭りに追われ 赤とんぼ」

おまけ第4号も最後までお読みいただきまして、有難うございます。
今後とも宜しくお願いいたします。
 

発行責任者:長島 輝雄