Quarterly Monday vol.21


 
発行責任者:長島 輝雄

"Quarterly Monday" vol.21
(2003年4月2日号)
Mondaynight Jazz Orchestra メールマガジン
(1月4月7月10月初旬の年4回発行 次回2003年7月初旬発行予定)
bcc配信先:519名様宛(4月2日現在)
発行責任者:長島 輝雄(Manager兼 MC兼 Bass少々)

 

●目次●
 

 

(1) はじめに:今年のMJOの練習方針は・・・

 
マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ(MJO)のメールマガジン「Quarterly Monday」をご覧頂いている皆様、お元気ですか?

世の中が騒然としていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今はただ、一日も早い平和な終結を祈るのみですね。

さて、今年のMJOの練習方針のお話をしましょう。
今年は9月に30周年記念CDの作成を予定しているため、今まで以上に効率の良い練習が必要じゃないの?ということで、次の6項目の練習方針を掲げました。

1.具体的な課題を持とう。(出来ない箇所は次週までに各自でクリアー)
2.パート練習の目標を作ろう。(各パート最低月1回のパート練習)
3.実績(現状)を何度も確認しよう。(出来ない箇所はどこ?)
4.練習ポイントを事前にメール等で連絡する。(メールは便利ですねぇ)
5.パートリーダー会議を充実する。(キーワードはコラボレーション)
6.練習する曲のスコアがある場合は、各パートに配る。(全体の構成を理解しよう)

全て当たり前といえば当たり前の事ばかりなのですが、それがなかなか出来なくてねぇ。出来ていないからこそ、の6項目なわけですよ。
このような練習方針の結果はどうなるか?? 今後の演奏をお楽しみに。
 

(2) トピックス:4th Tenor Sax(Ts)募集について

 
昨年夏頃ようやく参加が決まった4th Tsの江村幸博ですが、仕事の都合で残念ながら卒業ということになりました。

ということでまたまた4th Tsの募集です。私たちのHome Pageにも掲載している募集要項は次の通りです。

テナーサックス奏者募集!!特に下記の様な方を求めています。

マンデイナイトを知っていて是非一緒に演奏してみたいと思っていた

マンデイナイトは知らなかったけど、ビッグバンドジャズが大好き

ビッグバンドジャズはあまり聴いた事無いけど、社会人としてジャズを続けていきたい

社会人としてジャズを続けてゆくつもりは無かったけど、困っているよ うなので助けてあげよう

上記に一つでもあてはまる方は是非、参加をご検討下さい。
但し一応下記の条件を満たして戴く必要が有ります。

基本的に毎週月曜日20:00〜23:00の練習に出席できる

基本的に週末にブッキングされるステージや仕事に極力参加できる
(下記2003年スケジュール 及び Home Pageの"Live Information"参照)

基本的に全員の会費で運営が成り立っていることに賛同できる
貴方との出会いを楽しみにしています。下記まで、どうぞお気軽にお問合わせ下さい。
コンサートマスター:井関弘 hmgiseki@s3.ocv.ne.jp

ちょっとでも興味のある方、宜しくお願いします。
 

(3) メンバー紹介:Vocal・山本初枝の巻

 
皆様
こんにちは。ヴォーカル山本初枝です。

マンデーのメンバーとなって今年で何と19年目となりました!
ジャズライフのメンバー募集を見て応募しました。その時ヴォーカルの応募は私一人だけだったのか覚えていませんが、すんなりメンバーに加えていただきました。はじめての練習の時ビックバンドの音の大きさと分厚さにびっくりしたのを覚えています。
それから長い時が流れ、今年30周年のマンデーナイト・ジャズ・オーケストラにこの私がその半分以上の年月在籍し、歌い続けてこられた事は一重に皆様、マンデーのメンバー、家族の御支援、ご理解、ご指導のおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。

<歌いたい!>
小学校の頃はよく都はるみの歌を歌っていました。遠足のバスの中ガイドさんからマイクを奪い演歌を歌っていたんです。そしてすぐグループサウンズ全盛になりテレビドラマの「モンキーズ」(ハリウッドの映画人がビートルズに対抗して作ったバンド)に夢中になり英語の歌を空耳で適当に歌っていました。
高校の時、どうしても歌いたくなり軽音楽部ではじめてバンドに参加しました。最初の一年はギターを弾きながらジョン・バエズやPPMというフォークをやっていましたが、そのうちロックバンドのヴォーカルがいないと借り出され、気が付いたらジミヘン、ジャニス、サンタナ、シカゴまで歌っていました。そしてそれは現在も続いており年に1、2回はロックバンドで歌っています。好きなんですロックンロール!

<エラはやっぱり凄かった!>
ジャズと出会ったのは20歳の時に誕生日のプレゼントで叔父からもらったレコードがきっかけです。「エラ・イン・ベルリン」、マック・ザ・ナイフのスキャトは衝撃的でした。それまでロックやソウルしか聞いてこなかった私は、世の中にこんな歌い方もあるんだとびっくりしました。その後ジャズヴォーカリストと言われているアーティストをたくさん聞きました。特に好きなのはエラ・フィッツジェラルド、メル・トーメです。もう二人とも亡くなってしまいましたが、20年前あこがれのエラがJATPで来日した時、幸い生ステージを見る事ができました。往年の勢いはないものの、バラート曲ではさすがエラという歌を聞いて感激の涙を流しました。

<恩師>
正式に歌のお稽古に通いはじめたのは社会人になってからです。
友達の紹介で「水島早苗ヴォーカル研究所」に入りました。ご年輩の方はご存じかと思いますが、水島早苗という人は日本のジャズヴォーカル界の草分け的存在でした。戦前からジャズを歌い、一時中国上海にも行っていたそうです。ルイ・アームストロングとも親交があり、セントルイスの名誉市民にもなった人です。
私は水島先生がだれなのかも分からず、とにかく歌いたい曲の譜面をもって行けばレッスンしてくれるという事で通いはじめました。残念ながら、私が研究所に入ってすぐ水島先生は亡くなられましたが、それから15年近くお世話になったのが水島先生の姪にあたる香枝子先生です。しかし彼女も50歳という若さで、惜しくも平成3年に亡くなられました。本当に香枝子先生は私の歌人生にとってはなくてはならない人でした。マンデーで歌う曲も丁寧にご指導いただき、私にとっては生涯の恩師です。
後で分かった事ですが、ある日お稽古に行くと、マンデーの10周年記念レコードが研究所にありました。なぜならマンデー先代のヴォーカリスト小野セエコさんも、水島早苗ヴォーカル研究所出身だったのです。何という偶然。私はマンデーの10周年記念レコードを手にとり、社会人バンドでレコード出せるなんてうらやましいと思ったものです。その時はこのバンドに何年か先に参加するとは夢にも思っていませんでした。

<今の興味はK-POPと映画>
私はヴォーカルなので、音楽はどうしても歌が入ったものばかり聞きがちです。マンデーのメンバーになってからはジャズのインストルメンタルも少し聞くようになりましたが、基本的にはポップスが一番好きです。
1999年1月、マンデーは香港で始めての海外ライブを行いました。これがきっかけでなぜかアジアのポップスを聞くようになりました。今は韓国のポップス(特にHip Hopとバラード)にディープにハマっています。
ここで語ると長くなってしまいますのでやめておきます。
映画は常に見に行きたい物があるのですが、なかなか時間がとれません。
サウンドトラックで取り上げられている曲は、いつも私にとって興味津々です。ウッディ・アレンは自分もクラリネットを演奏するくらいなのでサントラに多くのスウィング曲を使っていますね。クリント・イーストウッドはチャーリー・パーカーの伝記映画を製作監督してしまうくらいのジャズ好きで、サントラにあのダイアナ・クラールを起用したりしてます。
これから見に行きたい映画は今年のアカデミー作品賞に輝いたミュージカル映画「シカゴ」、これははずせません。あこがれのきらびやかな歌と踊りの世界を見ることができると期待してます。

以上が私の自己紹介文です。最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも、いろいろなものに刺激を受けて歌い続けて行きたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。

以上 本人 筆

陰の声:

陰の声:初枝さんも参加してから19年かぁ、早いものですねぇ。
はじめて練習スタジオに来た時は、高校のセーラー服を着ていて・・・ってな訳はないけれど、いつまでも若いですよね。
趣味の広さやちょっと凝り性のところも、若さの秘訣かな?
歌もMCもどんどんうまくなられて、一緒にやっていて楽しいです。これからも宜しくお願いしますね。

次回は、「帰ってきた新人」3rd As 細字慶一です。

次々回は未定の4th Ts、最後に長島輝雄と続きます。
お楽しみに。
 

(4) 2003年間スケジュール:(練習の日程はとりあえず6月まで)

 

1月

メルマガ:
4日
メールマガジン第20号配信:宛先=515名様
新年総会:
18日
渋谷区大向区民館
イベント:

31日

朝日ホール 洋服組合ファッションショー
4月
メルマガ:

2日

メールマガジン第21号配信:宛先=515名様
練習:
7,14,21,27,28日
高円寺MKスタジオ
5月
練習:
3日
代々木オリンピックセンター
12,19,26日
高円寺MKスタジオ
6月
練習:

7,14,21,28日

高円寺MKスタジオ

7月

イベント:

6日

川崎市民プラザ JABA七夕コンサート

13日

セシオン杉並 第24回都連コンサート

9月

CD録音・
ミキシング:

20日〜23日

一口坂スタジオ
11月
イベント:

29日

新橋ヤクルトホール 第30回MJOリサイタル

12月

イベント:

23日

昼=小平澄水園 クリスマス会
夜=八王子なか安 住宅工営パーティー

 

(5) 皆さんからの声:今回は特にありません。

 
次回の都連コンサートアンケートからコメントを紹介させて頂きます。
 

(6) お願い:イヤなら言ってね

 
次回以降の配信を希望されない方は、お手数ですが長島宛にEーMailでご連絡下さい。ご連絡のない場合は、メーリングリストにそのまま登録を残させて頂きますので、ご了承の程お願いいたします。
 

(7) おまけ:旅立ちの話し、2つ

 
まず最初に、残念で悲しい旅立ちの話しです。

1998年から2001年までMJOに在籍していたピアノの佐々木喜美子さんが、3月30日脊髄腫瘍のため29歳で他界されました。
2001年2月MJO前コンサートマスターAsの佐々木信さんと結婚後、半年ほどで信さんとともに病気療養のためMJOを卒業して、入院生活を続けられていましたが、桜の咲き初める日に残念ながら旅立たれました。

お別れに花を棺に納める際に拝ませてもらった喜美子さんのお顔は、2年前の結婚式とまったく同じ、穏やかで安らかできれいなままでした。

 「春花に埋もれし人の美しく」
 「今日のこの七分桜や色淡し」

心よりご冥福をお祈りします。

二つ目は、「私」の旅立ちの話しです。

私、3月15日付けで28年勤務した日本フィリップスを退社しました。

今後は福祉関係の仕事をしたいと思い、来年1月末の「社会福祉士」という資格の国家試験を受験するため、4月から1年間、西武池袋線大泉学園駅の近くに新設された「臨床福祉専門学校」というところで勉強します。

自宅から1時間半ほどかかるのですが、「通学定期」ですよ!
51歳にして学割を持つ身となるこの喜び・・・

まぁ、息子たちも大きいし、カミさんの理解あってこそのワガママだと、家族には本当に感謝しています。

まず現場を知らなければと思い、1月末からの有休消化期間を利用して、ホームヘルパー2級養成研修を受講し、3月中旬に資格を取りました。
障害者・高齢者の訪問介護者のための研修ですが、人間の体や心について具体的な例で学べます。家族も含めて会う人ごとに受講を勧めています。

福祉関係については、今後折りに触れてメルマガでご紹介出来れば・・・と思っています。

ということで、51歳の旅立ちの話しでした。

第21号も最後までお読みいただきまして、有難うございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

発行責任者:長島 輝雄