Quarterly Monday vol.23


 
発行責任者:長島 輝雄

"Quarterly Monday" vol.23
(2003年10月1日号)
Mondaynight Jazz Orchestra メールマガジン
(1月4月7月10月初旬の年4回発行 次回2004年1月初旬発行予定)
bcc配信先:558名様宛(10月1日現在)
MJO代表者:小林正家
発行責任者:長島輝雄(Manager兼 MC兼 Bass少々)

 

●目次●
 

 

(1) はじめに:MJO結成30年、ありがとうございます

 
マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ(MJO)のメールマガジン「Quarterly Monday」をご覧頂いている皆様、お元気ですか?

1974年6月にスタートした私達MJOは、今年で結成30周年(満年齢?)を迎える事になりました。こんなに長い間楽しむことが出来るなんて、スタート当初はメンバー誰もが思ってもいなかったでしょう。私達を温かく見守って頂いた数多くの皆様のおかげと深く感謝いたします。またメンバーのわがままな道楽を、(本音はともかく)にこやかに許してくれた家族のおかげと心から感謝しています。ありがとうございました。

ここまで来てしまったのですから、体力気力の続く限り40年、50年と末永くビッグバンド・ジャズを楽しみ続けたいと思います。

今後ともMJOを宜しくお願いいたします。皆様も私たちと一緒に明るい老後を迎えようではありませんか!(ネ?)
 

(2) トピックス:お知らせ4連発
 
<1>10月4日 新宿「J」でのライブ

タイトル:MJO Live at J
日時:10月4日(土)18:30 Open
    1st Stage=19:15〜、2nd Stage=20:45〜、3rd Stage=22:15〜
場所:新宿「J」(丸ノ内線・新宿御苑前駅下車 徒歩5分)
    靖国通り・新宿厚生年金会館並び4−5軒先のマンション地下
料金:\1,800(Music Charge)+飲食代
* 演奏も、おしゃべりも、たーっぷりの3ステージです。
* 11月下旬発売開始予定の30周年記念CD「Starts From M」収録曲を中心にお送りします。
* 満席?の場合もあります。ご予約はお早めに直接「J」へどうぞ
(Tel=03-3354-0335) (http://www.jazzspot-j.com)

<2>30周年記念自主制作CD「Starts From M」録音終了

MJO30年の集大成!ってほど大げさなものではありませんが、念願の自主制作CDの録音を終了しました。
タイトルは「Starts From M」です。

5年前から30周年企画としてスタートした、MJOの「M」にこだわって曲名が「M」で始まる曲だけを集めて全曲オリジナルアレンジのCDを作ろう、という私たちの「M Project」がついに完成したのです。いやいや、まだ完成ではないですね。市ヶ谷の一口坂スタジオにて9月20日・21日録音、26日編集を終了し、11月下旬に完成、29日のコンサート当日から販売開始しよう、という予定です。

内容は次の通りです。
 タイトル:「Starts From M」
 収録曲:
  1. My Favorite Things
  2. Maiden Voyage
  3. My Romance(Vo)
  4. Moonlight Serenade(Vo)
  5. My Feather Bed
  6. Mercy, Mercy, Mercy
  7. Miagetegoran Yoru No Hoshi Wo
  8. Mean To Me(Vo)
  9. Mr. Melody(Vo)
  10.Mam'selle
  11.Moments Notice
  12.Moanin'
  *全曲岡野信二さんアレンジ(My Feather Bedは作編曲)
 定価:\2,300(郵送の場合、郵送代金としてプラス\300)
 販売方法:*ご存知のメンバー、或いは下記長島宛にお申し出下さい。
 (自主製作のため一般CD店での販売ではありません)
  *先行予約受付中です。
  *長島宛の場合はお手数ですが、お申し込み後 次の口座に\2,600(郵送代込)ご送金願います。郵送いたします。
   東京三菱銀行・大倉山支店、普通口座:308-0177112
  *但し、CDのお渡しは11月29日以降ですのでご了承下さい。

っと、こんな具合です。上記曲をご覧の通り、コルトレーンからいずみたくまで、バラエティに富んだ選曲です。出来は?ウーム、それが問題ですが、まぁお楽しみに。(私たちのほうが楽しみにしてます)

<3>11月29日 第30回記念コンサート

タイトル:MJO第30回記念コンサート「Starts From M」
日時:11月29日(土)17:00 開場 17:30 開演 20:00? 終了予定
会場:ヤクルトホール(JR・銀座線・浅草線 新橋駅汐留口 徒歩3分)
ゲスト:谷口英治さん(Cl)
料金:\2,000(全席自由)
主催:マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ
後援:(株)下倉楽器・東京都社会人ビッグバンド連盟
問合せ先:マネージャー・長島輝雄(Tel & Fax:045-544-5987)
      (E-Mail:tnaga@p01.itscom.net)
チケット販売:ご存知のメンバー、或いは下記長島宛にお申し出下さい。
長島宛の場合はお手数ですが、お申し込み後 次の口座にご送金願います。チケットは郵送させていただきます。
        東京三菱銀行・大倉山支店、普通口座:308-0177112
        (但し、チケットのお渡しは11月初旬以降となります)
  *今年のゲストは「旬」の若手クラリネットプレイヤーの谷口英治さんです。
  *谷口さんとはTUCでのライブでご一緒させて頂いていますが、私たちのコンサートのゲストとしてお迎えするのは初めてです。
  *今回のテーマは30周年記念CDと同じ「Starts From M」です。
   CD収録曲を中心にお送りいたしますが、谷口さんの素晴らしいクラリネットとMJOの出会いを、どうぞお楽しみにお越しください。
  *谷口さんのHp:http://www.atem-music.com/eiji/
  *MJOメンバーは次の通りです。
   Trumpet:山縣賢太郎・藤原寛・羽鳥隆弘・照木信久
   Trombone:福澤友成・小林正家・野口忠志・吉川真吾
   Sax:鈴木成章・井関弘・細字慶一・佐々木信・高橋仁
   Dr:平野嘉昭・Pf:井上英果・Gt:青木文尚・Bass:長島輝雄
   Vo:山本初枝

<4>ジャズ批評No.117 P233〜P247

ジャズ専門誌「ジャズ批評」最新号No.117の上記ページ、岡村融さんのホンネ・トーク「最後の珍盤を求めて」という座談会にバンドリーダー小林と私が参加させていただき、マンデイにまつわるお話を色々とお話させていただきました。サブタイトルに「祝・結成30周年!マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ特集」とまで書いていただき恐縮です。
P6のグラビアには懐かしのレコードジャケットまで載せていただきました。ぜひこちらもご覧ください。

各々のイベントで皆さんにお会いできる事を楽しみにしています。
 

(3) メンバー紹介:Bass Trombone・吉川真吾の巻

 
初めましてこんにちは、ベーストロンボーンの吉川真吾と申します。
昭和54年生まれの23歳です。巷では「すぐる」とよばれています。自己紹介というものをあまりしたことがないのでいったい何を書いていいのやら・・・と思っています。駄文ですがよろしければごらんになってください。

私が初めてビックバンドを聞いたのは、高校一年の秋頃だったと思います。
NHKの某番組で特集していたのをたまたま見たといった感じでした。そのような番組を見てしまっては、興味を持たない訳が無く、当時中央大学に在籍していた先輩にすぐ電話して「すいません、ビックバンドのCD何か貸してください。」といった感じになってしまいました。
当時の私はいわゆる「ブラバン小僧」で、吹奏楽やオーケストラのCDを買いあさってはバンドジャーナルを読みふけるどこにでもいるダメな高校生だったので、ビックバンドはとても珍しく、新鮮なものでした。今でもそのとき借りたCDを覚えています。確か「April in Paris」でした。
今思うと、あの先輩は高校生には刺激の強いものを貸したなあとしみじみ思います。そしてすぐCD屋に走り「Basie in London」と「Atomic Basie」を買いに行きました。後はもうズルズルとはまっていくだけで、そのまま大学生になり、明治大学BSSOへ入り四年間ビックバンド漬けになってしまうわけです。
一番好きなバンドはもちろんカウントベイシーオーケストラです。特に気に入ってるアルバムは「Live in England」です。あの「How High The Moon」を聞くと「もうどうにでもしてくれ」という至福の状態になれます。ちなみに今はベイシー死後の録音で、DIANE SHUURと共演しているDVDにはまっています。見ないと寝付きが悪いです。といっても買ってから2年以上たちますが(笑)。

楽器はゲッツェンの3062をライトチューンして使っています。クラシックではtubaを吹きますがそっちはBESSONの983-2を使っています。

あまり上手くないもので、いろいろとマンデイの方々にはご迷惑をおかけしていますが、いい感じにやっていけたらなぁと考えています。
これからもよろしくお願いします。

以上 本人筆

陰の声:

吉川君、いや、すぐる君ようこそ。こちらこそ宜しく、です。
Bass Trombone Playerって何となく寡黙、という私達のイメージを完全にぬぐい去るユニークなキャラで、たちまちメンバーになじんでしまいましたね。本当にこれから楽しみです。
明治BSの大OBであり趣味が説教というメンバーの野口さんと飲みに行って、説教をされる間も与えず喋りまくったという話を聞きました。メンバーだけはこれがいかに凄いか、わかるんです。
ぜひ、皆さんもすぐる君のユニークキャラとすばらしい「低音」をお楽しみに。

次回は、メンバー紹介の最後、発行責任者の番です。お楽しみに。
 

(4) 2003後半スケジュール:

 

10月
イベント:
4日
Live at 新宿"J"
練習:
6日,20日,27日
高円寺MKスタジオ
11月
イベント:

29日

新橋ヤクルトホール 第30回MJOリサイタル
練習:

3日,10日,17日,24日

高円寺MKスタジオ
合宿:

22日,23日

合宿=河口湖なるさわ荘

12月

イベント:

23日

昼=小平澄水園 クリスマス会
夜=八王子なか安 住宅工営パーティー
練習:
8日,15日,22日
高円寺MKスタジオ

 

(5) 皆さんからの声:今回は特にありません。

 
次回、Jライブや定期コンサートアンケートからコメントを紹介させて頂きます。
 

(6) お願い:イヤなら言ってね

 
次回以降の配信を希望されない方は、お手数ですが長島宛にEーMailでご連絡下さい。ご連絡のない場合は、メーリングリストにそのまま登録を残させて頂きますので、ご了承の程お願いいたします。
 

(7) おまけ:お寺の落語会に行ってきました

 
9月23日お彼岸の日に、瀬田の真福寺というお寺に行ってきました。
このお寺、不定期ですが何と「無料」の落語会が開かれるのですよ。こまめにインターネットをチェックしていると、こんなお得情報もゲットできるんですね。5月には柳家権太楼さんの落語会に行ってきました。またまた9月には柳家喬太郎さんの会ということで、私のお気に入りの噺家さんの噺が無料ですもの、早速カミさんと二人でお参りに、いやいや落語を聴きに行きましたよ。

大々的に宣伝していないようですが、こまめな落語ファンや近所の方あるいは檀家の方々60−70人が本堂に集まって、ちょっと高すぎて噺家さんたちがおっかなびっくりで高座に上がっている様子を見ているのも楽しい、文字通り「手作り」の落語会です。お寺で落語ですもの、何だか芸能の原点に立ち会っているような、不思議だけれど心からくつろいで楽しめる会でしたよ。

実は喬太郎さんとは、8月末にマンデイOBの片倉さんが経営されている池袋の「Kenny’s Bar」というお店で片倉さんに紹介していただき、喬太郎さんのご実家とわたしの住まいが隣の駅ということで、横浜市港北区(菊名・大倉山近辺)の超々地元ネタで盛り上がってしまいました。落語とジャズ、これまた楽しい組み合わせですからね。これから楽しい展開になればいいなぁ、なんて思ってます。

「秋彼岸 寺の高座は こわごわと」

第23号も最後までお読みいただきまして、有難うございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

発行責任者:長島輝雄