Quarterly Monday vol.24


 
発行責任者:長島 輝雄

"Quarterly Monday" vol.24
「おまけ第5号」(2003年11月19日号)
Mondaynight Jazz Orchestra メールマガジン
(1月4月7月10月初旬の年4回発行 次回2004年1月初旬発行予定)
bcc配信先:567名様宛(11月19日現在)
MJO代表者:小林正家
発行責任者:長島 輝雄(Manager兼 MC兼 Bass少々)

 

●目次●
 
(1) はじめに:「おまけ」について
(2) お薦め:
@ CD「Starts from M」ついに完成です!!
A MJO第30回定期コンサートをお楽しみに
(3) 皆様からの声:新宿「J」アンケートから
(4) お願い:イヤなら言ってね
(5) 「おまけ」のおまけ:ロスアンゼルスの山火事で・・・

今回は「おまけ号」なので、メンバー紹介はありません。
次回(2004年1月初旬号)でメンバー紹介の最後、B.長島輝雄です。
次々回以降は・・・お楽しみ、ということですね。

 

(1) はじめに:「おまけ」について

 
マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ(MJO)のメールマガジン「Quarterly Monday」をご覧頂いている皆様、お元気ですか?
 
発行責任者の勝手な思い込みで「映画」「本」などをお薦めするマンデイ・メルマガ「おまけ」の第6号です。
 
今回のお薦めは、もちろん?私たちのCD「Starts from M」と30回定期コンサートです。 ご覧下さい。
 

(2) お薦め:MJO第29回定期コンサートをお楽しみに

 
@ CD「Starts from M」ついに完成です!!
 
MJO30周年記念自主制作CD「Starts from M」がついに完成しました。昨日練習中のスタジオに届けられたばかりの出来立てホヤホヤです。
自分たちで言うのも何ですが(って自分たちしか言わないかも、ですね)、良いんですよ、これが。特にCDジャケットというかデザインが!いやいや、中身も良い・・・と思いたいなぁ。
 
音源を聴いて、ライナーノーツにコメントをお寄せいただいた瀬川昌久先生(ジャズ評論家)の原稿の一部を抜粋させていただきましたのでご覧ください。
 
<「マンデイナイトはカウント・ベイシー」というイメージだったが、この30周年記念作をきいて一変した。全12曲、ベイシー・ナンバーは一つもなく、ハンコックやコルトレーンなどのモダン・ジャズが4曲もあり、オリジナル曲と日本の流行歌も含むユニークな構成だ。しかも全体の演奏は極めて高水準で、マンデイらしい洗練されて統一されたサウンドに仕上がっている。・・・・>
 
っとまぁ、かなり こそばゆいですが、ありがたいコメントです。でも、ちょっと聴いてみようかなって思われたでしょ? 
ね?一家に1枚!ですよ。聴いた後は、ベランダに吊るしてカラス除けの二次使用も可能なんですから・・・。 是非是非、宜しく、 です。
 
内容は次の通りです。
 
タイトル:「Starts From M」
収録曲:1. My Favorite Things
     2. Maiden Voyage
     3. My Romance(Vo)
     4. Moonlight Serenade(Vo)
     5. My Feather Bed
     6. Mercy, Mercy, Mercy
     7. Miagetegoran Yoru No Hoshi Wo
     8. Mean To Me(Vo)
     9. Mr. Melody(Vo)
     10.Mam'selle
     11.Moments Notice
     12.Moanin'
    *全曲岡野信二さんアレンジ(My Feather Bedは作編曲)   
定価: \2,300(郵送の場合、郵送代金としてプラス\300)
販売方法:*ご存知のメンバー、或いは下記長島宛にお申し出下さい。
(自主製作のため一般CD店での販売ではありません。)
    *長島宛の場合はお手数ですが、お申し込み後 次の口座に\2,600(郵送代込)ご送金願います。郵送いたします。
      東京三菱銀行・大倉山支店、普通口座:308-0177112
    *下記定期コンサート・ロビーでも販売いたします。

A MJO第30回定期コンサートをお楽しみに

日時: 11月29日(土)17:00 開場 17:30 開演 19:40? 終了予定
タイトル:MJO第30回コンサート 「Starts from M」
会場:   ヤクルトホール(JR・銀座線・浅草線 新橋駅汐留口 徒歩3分)
ゲスト: 谷口 英治さん(Cl.)
料金:  \2,000(全席自由)
主催:  マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ
後援:  (株)下倉楽器・東京都社会人ビッグバンド連盟
問合せ先: マネージャー・長島輝雄(Tel & Fax:045-544-5987)(E-Mail:tnaga@p01.itscom.net)
チケット販売:ご存知のメンバー、或いは下記長島宛にお申し出下さい。
長島宛の場合はお手数ですが、お申し込み後 上記口座にご送金願います。チケットは郵送させていただきます。
 
* 今年のゲストは、今まさに「旬」の若手クラリネットプレイヤー谷口英治さんです。
* 谷口さんとはTUCでのライブでご一緒させて頂いていますが、私たちのコンサートのゲストとしてお迎えするのは初めてです。
* 今回のテーマは30周年記念CDと同じ「Starts From M」です。CD収録曲を中心にお送りいたしますが、谷口さんの素晴らしいクラリネットとMJOの出会いを、どうぞお楽しみにお越しください。
* 谷口さんのHp: http://www.atem-music.com/eiji/
 
* コンサートの演奏予定曲は次の通りです。
第1部:
1. My Favorite Things =CD収録曲
2. My Feather Bed =CD収録曲
3. Mean To Me(Vo) =CD収録曲
4. Mr. Melody(Vo) =CD収録曲
5. Mam'selle =CD収録曲
6. Moanin' =CD収録曲
7. Memories of "K" (MJOオリジナル曲)
8.Milestones
第2部:
1. The Mondaynight(MJOオリジナル曲)
2. My Romance(Vo) =CD収録曲
3. Moonlight Serenade (Vo) =CD収録曲
4. I’ll Be Seeing You(with 谷口さん)
5. Let’s Dance(with 谷口さん)
6. Apple Honey(with 谷口さん)
7. Moments Notice =CD収録曲
 
* MJOメンバーは次の通りです。
Trumpet : 山縣賢太郎・藤原寛・羽鳥隆弘・照木信久
Trombone : 福澤友成・小林正家・野口忠志・吉川真吾
Sax : 鈴木成章・井関弘・細字慶一・佐々木信・高橋仁
D : 平野嘉昭・P:井上英果・G:青木文尚・B:長島輝雄
Vo : 山本初枝 

メンバー一同、皆さんにお会いできる事を楽しみにしています。
 

(3) 皆さんからの声:新宿「J」アンケートから

 
10/04 新宿「J」にお越し頂いた皆さんありがとうございました。
 
当日頂いたアンケートから抜粋した「皆さんからの声」です。

「ボーカルもっと歌ってください。マイロマンス良かった。全体的にギター・ピアノ、大きく」       
(40代男性)
 
「ボーカル最高!! Mr. Melodyのラストは気持ちよかった。」
(30代女性)
       
「司会者がちょっとぬけてて良かった!! 」   
(10代男性)
 
「事前の打合せがなく、流れの悪いMCですが、それがほんわかとしたなごやかな場を作っていて良いと思います。マイルストーンのG. Ts. Tb.のソロ、すごいです。ギターもう少し聴きたかった。」
(10代男性)
 
「良い構成だったと思います。3rdステージが良かった。」(10代男性)
 
甘口・辛口、様々なご意見本当にありがとうございます。
謙虚に受けとめますので、これからもよろしくお願い致します。
 

(4) お願い:イヤなら言ってね

 
次回以降の配信を希望されない方は、お手数ですが長島宛にE-Mailでご連絡下さい。
ご連絡のない場合は、メーリングリストにそのまま登録を残させて頂きますので、ご了承の程お願いいたします。
 

(5) 「おまけ」のおまけ:ロスアンゼルスの山火事で・・・

 
ロスアンゼルスの山火事って、凄かったようですね
まさに「対岸の火事」で、「へぇー、シュワちゃんも知事就任早々大変だ」なんて感じでしたが、意外な影響が私に降りかかってきました。
 
10月31日(金)の朝、神田のライブハウス・TUCの支配人田中さんから電話をもらいました。明日、つまり11月1日(土)の夜、フランク・キャップ・オーケストラのライブがあるが、ロスから一人だけ別便で来るベース(ジョン・ハード)が、その山火事の影響で飛行機が遅れ、1stステージにはどうしても間に合わないので、私にトラ(代演)を、とい う話だったのです。「プロに頼めば簡単だけど、社会人か学生の方に素晴らしい音を体験してもらえば、その後そのバンドにもお仲間のバンドにも良い影響が出てくるのではと考えたので電話しました」とのことでした。
 
ビックリビックリですよ。「お話はありがたいのですが、私ではとても・・・」と丁重にお断りしました。
 
でも、でも、こんな機会はめったに無いのだから・・・、と30−40分ほど迷った末に、「まだ決まってなければやらせてください」と電話してしまいました。
 
受けてしまったものの、ホントに良かったのかとその日は一日中落ち着きませんでした。でも、まぁ「私に頼んだほうが悪い」ということで開き直って、楽しもうと思いました。
 
結果は・・・いやー、楽しかった! 気持ちよかった! ですよ。
 
Dr.のフランクさんはアメリカ西海岸のMusicianのボス的存在で、彼の率いるビッグバンド「ジャガーノート」は30年近い歴史を持っています。今回は富士通コンコード・ジャズ・フェスティバルの出演バンドの一つとして、11月1日から9日までのツアーのための来日だったようです。
 
そのツアーの初日であるTUCでの1日夜のライブのために、メンバー達は当日午前中成田に着き、14時過ぎからサウンドチェックをかねた2時間弱のリハーサルをやって、ちょっと休んだ後に18:00と20:00から各々約80分ステージをこなすのですから、本当にハードですよねぇ。
 
今回の企画はビッグバンドの魅力を楽しんでもらおう、ということで有名バンドのヒット曲を中心に選曲されていました。
緊張しながら私はリハーサルに臨んだわけですが、1曲目がマンデイでもよく演奏しているベイシーの「Moten Swing」だったので、いきなりリラックスしちゃいましたね。馴染みの曲が多いリハーサルがすすむにつれて、曲が終わる毎に私のほうを見て、サムズアップっていうのかな?例の親指を立てるポーズでニッコリ笑いかけてくれるメンバーが多くなってきました。なんか受け入れてもらえてるーって感じで、嬉しかったなぁ。
 
リハ終了後近くの中華レストランで、メンバー全員やスタッフ揃っての夕食を終えた時、フランク親分に時間をもらって拙い英語で簡単に自己紹介させてもらいました。結構ウケて大きな拍手をもらった後は、なんか仲間扱いで、これもまた嬉しかったなぁ。
 
18:00からの本番である1st Stageは、さすがにメンバーも気合の入り方が違ってました。ジョン・ハードさんのベースを聴きたかったお客さんには私なんかで申し訳なかったけど、メンバーも含めてあの日TUCにいた人達の中で私が一番幸せだったかもしれませんね。なにせ素晴らしいMusicianの作り出すサウンドの中でベース弾いているんですもの。つくづく、断らないでよかったぁ、と思いましたよ。
 
あの日、学んだ事は多かったのですが、プロ・アマも人種も関係なく、バンドって結局は人間関係なんだってことを再認識した事が一番かなぁ。良い意味でも悪い意味でも、シンセサイザーのような機械ではなく、感情をもった人間が作り出している「音」には、人間関係が大きく影響してきてしまいますよね。
 
メンバー同士が気持ちよく演奏できるような「場」を提供できれば、相乗効果でバンド全体の音も良くなっていくわけですよ。ウーム、これはなんか深いぞ、なんてなこともその時は考えもせず、2nd Stageはカミさんと二人、心からリラックスして客席でライブを楽しみました。
 
本当に久し振りに、マネージャーやMCではなく、純粋にベーシストとして長いような短いような充実した一日を過ごしました。
 
最後に、このチャンスを与えてくれたTUCの田中さんと、それを許してくれたフランクさんとオールアートの石塚社長に感謝します。

「その帰り 月に小っちゃく サムズアップ」

Vol.24(おまけ第6号)も最後までお読みいただきまして、有難うございました。
今後とも宜しくお願いいたします。 

発行責任者:長島 輝雄