発行責任者:長島輝雄

　
マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ(MJO)のメールマガジン「Quarterly　Monday」をご覧頂いている皆様、お元気ですか？

９９年７月に創刊したこのメルマガも、今回で発行５周年、Vol.27となりました。いやいや、早いものです。
配信先も創刊号の60名様から今回の622名様、何と10.4倍！の増加率です。
本当にありがとうございます。

これもひとえに皆様のご理解ご温情と、マンデイメンバーの協力によるものと深く感謝しています。色々なイベント会場で思わぬ方々から「メルマガ読んでます」とか「面白いですよ」とか声をかけて頂く事も多くて、素直に嬉しくありがたく思っています。

これからも、マンデイ情報はもちろん、その他の色々な情報も楽しんでいただけるメルマガにしていきたいと思います。

今後ともマンデイ並びにこのメルマガを末永くよろしくお願い致します。
　

私達マンデイでは欠員につき、リードトランペット奏者の正式メンバーを募集しています。
誠に身勝手で生意気な私達なりの条件は次の通りです。
(自分に甘く他人に厳しい私たちの特徴が良く出てますね。ご容赦下さい)
１. ビッグバンドのリード経験者またはそれに準ずる方
２. オールドベイシー等を始め、ハードな曲も演奏可能な方
３. 毎週月曜日の練習(20:00〜23:00 高円寺専用スタジオ)に出席可能の方
４. 基本的に週末に活動しているライブ等のステージや仕事に極力参加できる方
　　　("Live Information"参照)
５. 基本的に全員の会費や演奏の仕事で運営されていることに賛同できる方

更に、就職後数年経過した20代・30代の社会人の方であれば最高ですね。
是非私たちと一緒に、真面目に謙虚に前向きに音楽を楽しみましょう。
自薦他薦に関わらず、我と思わん方は、まずご連絡下さい。
メンバー一同心からお待ちしています。

<2>マンデイCD・銀座山野楽器にて取り扱い中

前回もご紹介しましたが、お蔭様でご好評を頂いている私たちの30周年記念CD【Starts from M】が、3月から銀座山野楽器様で販売されています。
また、Swing Jounal誌5月号に掲載された同店広告にもこんなコメントで宣伝していただきました。
「取り扱い始めました。社会人バンドの雄　マンデイ=ベイシー系の概念を破るオリジナルアレンジ曲集」う〜ん、シビれるコピーです。

皆様、銀座にお出かけの際にはどうぞ山野楽器本店３Fジャズフロアへ。そして是非とも「マンデイナイトのCDは？」とお買い求め下さい。

<3>７月〜９月のイベント紹介

　
皆さんこんにちは。ギターとWebを担当している青木です。

マンデイに入団してから早くも13年目を迎えた今年、なんとコンサート・マスター(音楽面のリーダー、通称コンマス)という大役を担う事になりました。

リズムセクションのメンバーがコンマスを勤める事はマンデイ始まって以来の事だそうですが、実はこの私はコンマスの経験どころか学生ビッグバンドへの在籍経験すら無いのです。もう何から手をつけてよいのやら、右も左も分らず手探りのままあっと言う間に半年が過ぎてしまいました。

これまでは何も考えずにスタジオに行き、自分の演奏をしたついでに好き勝手なことを言って帰れば済んでいたのですが、譜面はもちろん中・長期の演奏計画から毎回の練習曲の順番と時間配分まで準備を整えておかなければ練習が始められません。

演奏が始まったら今度は各部分についての良し悪しを判断し、メンバーへの的確な指示を出さなければなりません。う〜ん、なかなか大変です。しかし、私がどこまで頑張れるかというより、むしろメンバーがいつまで我慢してくれるかが問題だと言えましょう。

音楽的な面ではとても諸先輩方に遠く及びませんので、先ずはリハーサルの手順等を中心に以下のような点で自分なりの工夫を実践してみることにしま した。

１．音楽的方向性を明確にする
　　→今年は1950年代までのベイシー曲拡充とオリジナル路線維持
２．毎週の通常練習において20:30には合奏を開始する
　　→20:00集合だが慣例的に21:00頃からの開始になっていた為
３．ウォームアップメニューを定めて練習開始時に実施する
　　→コンサートナンバーから始めずにグルーブを合わせる為
４．パート譜面の元本配布時に回収チェックリストで管理する
　　→原本欠損譜面が多い為に再発を防止する為
５．練習への大幅な遅刻や欠席時の事前連絡徹底
　　→参加者にとって貴重な時間を有効活用する為
６．練習毎のレビューを文書化してメーリングリストで配信する
　　→理解や気付きを共有して以降の演奏に必ず活かす為
　　→欠席者のキャッチアップを促す為

不慣れなだけでなくコンマスの素質があるとはとても思えない私の体制の下、メンバーは不安なだけでなくとてもやり難い場面が多いことと思いますが、さすがは皆さん大人です。上記のような項目について寛容な理解と惜しみない協力をして下さっているので、どうにか今日まで継続して来ることが出来ました。

コンマスになって改めて感じた事、それはマンデイの演奏能力の限界と同時にポテンシャルの高さでもあります。改めてこのバンドで演奏できる事の喜びを感じることが実に多くなりました。弱い部分を補う事はもちろんですが、得意な部分を出来るだけ伸ばして少しでも魅力的な演奏ができる事を目差して頑張りたいと思います。

幸いなことに、昨年11月のリサイタルにゲストで出演下さったクラリネット奏者の谷口英治さんがこの５月よりトレーナーとしてご指導に来て下さることになりました。谷口さんは聡明な方で実に的確なアドバイスを数多く下さるのですが、それらをどれだけしっかりと受けとめて消化できるかが当面の課題だと考えています。

また、6月19,20日には久し振りに河口湖での合宿も行い、バンドのサウンドがまとまってゆく瞬間を僅かながらも手応えとして感じられるような気がしてきました。

7月4日の川崎市民プラザ七夕コンサートを皮切りに今シーズンの各種イベントがいよいよ始まります。「マンデイはいいね！」と言って戴けるような充実した演奏をお聴かせ出来るように頑張りますので、皆さんどうぞ応援にいらして下さい。

以上、お読み下さってありがとうございました。

コンサートマスター：青木文尚

次回は2nd Trumpetの藤原寛です。お楽しみに。
　

　
今回は特にありません。
　

　
＊Drums平野嘉昭からのお知らせです
皆さん、お元気ですか？
７月は、とても忙しい月になってしまいました。
「下手くそなドラムのくせに、つきあってくれるジャズマンがいるとは！」なんて声も聞こえてきそうですが、ぜひ遊びに来て下さい。

　
次回以降の配信を希望されない方は、お手数ですが長島宛にE-Mailでご連絡下さい。ご連絡のない場合は、メーリングリストにそのまま登録を残させて頂きますので、ご了承の程お願いいたします。
　

　
前回のメルマガでもお話しました通り、4月から横浜市独自の地域福祉の拠点で地域ケアプラザの一つである「横浜市篠原地域ケアプラザ」で、高齢者デイサービスの介護職員として働いています。

経済的にはともかく、精神的にはとても充実した毎日で、日々の業務を楽しんでいます。ご利用の皆さんのお宅への送迎車の運転、入浴介助、食事介助、レクリエーション等々、とにかく体を動かし続けています。4月から3ヶ月で約３キロのダイエットです。これからのシーズンでもうちょっと・・・フフフ、なんて思っていた6月23日、業務に慣れてきた油断と過信でしょうね。

介助作業中に怪我をしてしまいました。胸を変な具合にひねってしまい、職場近くの整形外科に連れて行ってもらいました。名前だけは大げさですが「左肋軟骨骨折」とのこと。労災適用で1週間休む事になってしまいました。飲み薬と湿布薬とコルセットよりは柔らかい胸部ベルトで基本的には自然治癒を待つということで、完全に痛みがなくなるまでは3−4週間かかるそうです。ご利用者に怪我が無かった事と私の腰を痛めなかった事が不幸中の幸いです。

明日から職場復帰ですが、業務もしばらくは体に無理のないような形にしてもらえるようです。私の不注意から職場はもちろんマンデイメンバーをはじめ色々な方々にご心配ご迷惑をかけてしまいました。申し訳ありませんでした。

ということで、7月4日の七夕コンサートは私のリハビリです。まぁ、ある意味アバウトなジャズですからね。「そこんとこヨロシク」という感じで、ヨロシク、ヨロシク、です。(なにせ「自分に甘く他人に厳しく」ですから)

ところで、今年の梅雨はどうしちゃったんでしょうね。横浜はもうしっかり夏ですよ！送迎の車を運転していると、毎日の天気予報がとても気になります。

「送迎の　車窓まぶしく　夏来たり」

第27号も最後までお読みいただきまして、有難うございました。
今後とも宜しくお願いいたします

発行責任者:長島輝雄