Quarterly Monday vol.31


 
発行責任者:長島輝雄

"Quarterly Monday" vol.31 (2005年1月5日号)
Mondaynight Jazz Orchestra メールマガジン
(1月4月7月10月初旬の年4回発行 次回2005年4月初旬発行予定)
bcc配信先:660名様宛(1月5日現在)
MJO代表者:小林正家
発行責任者:長島輝雄(Manager兼 MC兼 Bass少々)

 

●目次●
 

 

(1) はじめに:明けましておめでとうございます

 
マンデイナイト・ジャズ・オーケストラ(MJO)のメールマガジン「Quarterly Monday」をご覧頂いている皆様、明けましておめでとうございます。

しかし世の中、何か変ですよねぇ。今年こそは良い年になりますよう、心から祈らずにはいられません。

さて、昨年も私達MJOへ格別のご厚情、誠にありがとうございました。ここ数年捜し求めていたバンドの顔であるリードトランペッターがようやく決定いたしました。昨年のリサイタルでお手伝いいただいたM.M君です。本人の希望により次号にて芸名?を披露させていただきますが、リサイタルでも証明済みの強力なハイトーンで、私達スイングトーサンズも新たな意欲が湧いて来るようです。是非今後のMJOにご期待ください。

昨年のリサイタルはゲストの出口辰治さんのホットでクールなヴィブラフォーンもおかげで大変好評でした。お客様約500名のうち過去最高のアンケート回収数=266通という数字にも皆様の暖かい気持ちがこもっているようでメンバー一同感謝するばかりです。

アンケート詳細については、(2)のトピックスをご覧ください。

今後ともMJOへの皆様の変わらないご支援を心からお願いいたします。


  

(2) トピックス:@MJO第31回リサイタルありがとうございましたAMJOのCD「Starts from M」好評です
  
【1.】MJO第31回リサイタルありがとうございました

今回は第2部で古めのカウントベイシーナンバーを出口さんと演奏する、ということで、タイトルも「Early Basie with Hot Vibration!」としました。出口さんのプレイヤーだけではなくエンターテイナーとしても素晴らしい一面にお客様も私達も心の底から楽しませていただきました。

当日頂いたアンケートは、おかげさまで266人の皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。集計結果詳細は、例年どおりホームページでご覧いただけますが、各項目の平均評点(5点満点)・曲別支持率は次のとおりです。比較参考のため過去の数字も( )の中に記載しておきます。

     
04年
03年
02年
01年
00年
1. = リサイタルの総合評価
4.6
4.7
4.7
4.8
4.5
2. = 演奏の評価(02年から)
4.6
4.7
4.5
3. = 司会の評価
4.4
4.6
4.2
4.3
4.1
4. = 会場の評価
4.1
4.2
4.3
4.2
4.1
5. = 音響の評価
4.0
4.0
3.9
4.3
4.1
6. = 照明の評価
4.0
4.0
4.1
4.1
3.9
7. = 「印象に残った曲」の支持率ベスト8          
    第1位:It Do'nt Mean a Thing
= 18.0%
    第2位:Discomotion
= 11.6%
    第3位:This I Dig of You
= 8.1%
    第4位:Cute
= 7.8%
    第5位:After You've Gone(Vo)
= 7.3%
    第6位:Alright OKay, You Win(Vo)
= 5.8%
    第6位:More Today Than Yesterday(Vo)
= 5.8%
    第8位:Just Friends(Vo)
= 5.5%

頂いたコメントは(5)「皆さんからの声」で幾つかご紹介いたしますが、その他のコメントも今後の活動に活かしていきたいと思います。本当にご協力ありがとうございました。

【2.】MJOのCD「Starts from M」好評です。

お蔭様で私たちの30周年記念CD「Starts From M(定価2,300円)」は相変わらず好評で、山野楽器銀座本店のジャズコーナーでお取り扱い頂いています。正月の銀座の散歩を楽しむついでに銀座4丁目の山野楽器の3Fジャズコーナーにお立ち寄り頂き、またまた、ついでに私たちのCDをお買い上げ頂くと、「今年の幸運は間違いない!!」と細木数子が言うかどうかは知らないけど、私たちメンバーだけは言い切っちゃいますよ。 是非ヨロシク、です。
 

(3) 「私は今・・・」:3rd Trumpet・羽鳥隆弘の巻

 
今月は70歳の誕生日、延長で嘱託として勤めていた会社も完全に退職し、年金生活者となってから、もう5年もたちました。
マンデイナイトの語源のように昔は月曜日の夜8時ごろに皆やっと集まって練習したものですが、メンバーの殆どが“毎日が日曜日”となってから月曜日に限らず不定期に集まるようになりました。中には奥さんと二人だけの生活に窮屈で、昼間から高円寺のスタジオに来ては楽器を触っている(ちゃんと練習している様子もないので)メンバーもちらほら、、、私もその仲間入りをしてからずいぶんとたちます。

昔はベイシーナンバーでもかなりきつい曲もやりましたが、現在は一応年相応な曲に絞って練習しています。

見渡せば、ちゃんと譜面どおりに演奏しているのは、まだまだ若いピアノの英果さん(子育ても一区切りし、手伝ってくれています)、ラッパの宮腰さん、トロンボーンの福沢さん、ぐらいでしょうか、私など譜面の五線を超えると1オクターブ下げて吹くので1stの宮腰さんに睨まれてばかりです。いつもごめんなさい。
ドラムの平野さんも、往年のあのドライブ感は今でもなんとかぎりぎりで保っていますが、時折、左右のスティックがもつれるようで曲の肝心なところで決まりません。
ギターの青木さんはアップテンポになると、その“刻み”を二拍に一回にして適当にごまかしているようです。
長島さんはウッドベースがどうもきつくなりエレキベースを多用し、メンバーからはビートがはっきりしないと不満が出ていますが、本人の都合もあるし、、、また、たとえビートがはっきり聞こえても、それにしっかり乗って演奏出来ない他のメンバーも文句を言える立場でもありません。
サックス陣は皆、一見往年と殆ど変わらぬサウンドを保っているようですが、楽なマウスピースでペラペラの薄いリードを使っているせいか、それぞれに以前のような音の張りがありません。昔はマンデーナイトの“唸るようなサックスソリ”などと絶賛されたものですが、その栄光もどこへやら、、、です。
テナーの井関さんも昔はステージでマイクをわざと外してバリバリとソロを吹いたものですが、今はまず一番にマイクの位置が気になるようです、ま、所詮は楽な楽器なので、こんな年寄りバンドでもPAがしっかりしていれば何とか聞ける演奏になるようです。
トロンボーンは福沢さん以外は“その他大勢”といった感じでなんとも頼りなく、もっとポジションをピシッと決めないと肝心のハーモニーが乱れっぱなしです。
ラッパの照木さんは自分のソロ以外はまったく無関心で困ったものですが、そのソロ自体も昔はオープンでも吹いたのですが今ではハーマンミュートを付けないとどうも落ち着かないようです。
藤原さんは、僕らよりちょっとだけ若いせいか、まだまだ必死に宮腰さんについていこうという意欲は認めますが、それもせいぜい最初の2,3曲まで、後は投げやりな姿勢がありありです。

来週はまた老人ホームでの演奏です、殆ど毎週のようにある、このステージがメンバーの唯一の生きがいです。
昔、バンドをやっていたというホーム入居者の飛び入り演奏もずいぶんと増え、われわれ自身も楽しまされています。以前、退職金を出し合って購入したバンド専用のマイクロバスが非常に活躍しています、無理やり休暇を取らされて運転をさせられるメンバーの息子たちが気の毒といえば気の毒ですが、、、こんな親を持った子供の宿命としてあきらめているようです。心から感謝、感謝です。

最近、ずいぶんと増えた老人ホームですが、立派なステージ設備のあるところもあり、いろいろ演奏で回っていると自分の行くところの下見をしているような気分になります。ホーム内でバンドを編成しているところも多数あってホーム対抗バンド合戦みたいな催しも5年前ぐらいから高円寺で開かれるようになりました。
(そういえば昔、銀座 山野楽器主催の大学生のビッグバンドコンテストなんて催しがありましたよね)

ま、いろいろとありますが、こんな老後もなかなかいいものです、特に管楽器は息を使うせいか、皆、健康で、実際の年よりは若く見られるようです。メンバー皆、難聴ぎみなのか唯一の欠点でしょうか。

さて、今日の練習曲は何かな?? ん? DISCOMOTION ! ちょっと待ってよ、青木さん、、、

PS;20年後 未来予想図PARTT 今、私は、、、 でした。
   (メンバー各位、すんません、ご容赦ください m(__)m )

陰の声:

このコーナー始めての近未来原稿でした。でも20年後ではなく、すぐにでもこの文章の通りになりそうで(一部はもうすでになっていて?)怖いですねぇ。老人ホーム対抗バンド合戦なんて実現しそうで面白いですよね。でもメンバーからのひんしゅく覚悟の文章を書くってことは、羽鳥さん、そろそろマンデイを辞める覚悟をしたってことかな??フッフッフッ、いやいや、楽しませてもらいましたよ。

次号は期待のリードトランペッターM.M君の登場です。お楽しみに。
 

(4) 2004年間後半スケジュール

 

1月

メルマガ:

4日

メールマガジン第31号配信:宛先=660名様
イベント: 13日

多摩センター京王プラザホテル:日野法人会パーティー

新年総会: 29日 渋谷勤労福祉会館
練習: 10日,31日 高円寺MKスタジオ
2月
練習:
7日,14日,21日,28日
高円寺MKスタジオ
3月
練習:
7日,14日,21日,28日
高円寺MKスタジオ
6月
イベント:
19日
セシオン杉並:第26回都連コンサート
7月
イベント:
3日
川崎市民プラザ:JABA七夕コンサート
11月
イベント:
26日
新橋ヤクルトホール:第32回MJOリサイタル
12月
イベント:
23日
昼=小平澄水園 クリスマス会
夜=八王子なか安 住宅工営パーティー
 
(5) 皆さんからの声:昨年のリサイタルのアンケートから

 
昨年のリサイタルのアンケートのコメントを幾つかご紹介いたします。

40代女性 1部はかなり難しい感じでした。少し残念でした。2部ははじけていて素敵でした。
50代女性 初めてなのに初めてじゃないような・・・とっても打ち解けた気持ちで楽しませてもらいました。ありがとう!!
60代女性 メンバーが交代で司会をする。個性それぞれで楽しいですね。
40代女性 ゲストとの演奏、楽しかったです。トーキングモジュレーターみたいな人間バイブは頭痛を招きそうですね・・・
30代女性 初めてビブラフォーンの生を聞きました。出口さんのライブは楽しそうですね。
40代男性 ビブラフォーンとのアンサンブルはとても柔らか味が出て楽しく、素晴らしい。
40代女性 出口さん、綾小路きみまろのようなトークも良かったです。
60代女性 あと1時間聞きたい。以前よりずーっと腕が上がり、ピアノ、サックスは特に良く上手でした。長島さんも山本さんも「えー」が多い。
30代男性 会場が暑かった。※他3件ほど同コメントあり
50代女性 会場が"ひ孫"達でいっぱいになるまで頑張ってくださいね。

アンケートご協力ありがとうございました。
その他の甘口辛口コメント等、皆さんのご意見を今後の参考に致します。
 

(6) メンバーからのお薦め情報:

 
*Drums平野嘉昭からのお薦め情報です。ご覧ください。
1. 平野嘉昭のライブ情報
  いつものライブ情報です。横浜方面の方、ぜひお立ち寄りください。

その1

レフトホース(TEL:045-931-6603,JR横浜線/中山駅下車徒歩1分)
日時:1月8日(土)20:00〜23:00
http://www1.odn.ne.jp/morejam/lefthorse-site/
出演:「吉岡亜紀子 とL.H.4」平野嘉昭(Ds),斉藤めぐみ(P),吉岡亜紀子(Vo),石井潤之介(Ts),須藤ひさし(B)
チャージ:1,000円(飲食代別)
レフトホースは洋酒なら何でもあるお店です。良心的なお店なので安心してご来店ください。
「吉岡亜紀子 とL.H.4」は私がバンマスのバンドですが、メンバーは「平野バンド」と呼んでいます。
その2 レフトホース(TEL:045-931-6603,JR横浜線/中山駅下車徒歩1分)
日時:2月26日(土)20:00〜23:00
http://www1.odn.ne.jp/morejam/lefthorse-site/
出演:「吉岡亜紀子 とL.H.4」平野嘉昭(Ds),斉藤めぐみ(P),吉岡亜紀子(Vo),石井潤之介(Ts),須藤ひさし(B)
チャージ:1,000円(飲食代別)
お薦めは、テナーの石井君!小柄ながら、結構オールドな音を出してくれます。名手!佐藤達哉さんのお弟子さんです!

その3

レフトホース(TEL:045-931-6603,JR横浜線/中山駅下車徒歩1分)
日時:3月5日(土)20:00〜23:00
http://www1.odn.ne.jp/morejam/lefthorse-site/
出演:安部よう子(Vo)平野嘉昭(Ds)斉藤めぐみ(P)不明(B)
チャージ:1,000円(飲食代別)
安部よう子さんは、ジャズバイオリンの寺井尚子クインテットの北島直樹さんの奥様です。とてもチャーミングな声とお顔が魅力的です。


2. 新潟にお金を落として!

12月に13名のボランティアと一緒に、被災地である新潟県の川口町に災害救援に行ってきました。
仮設住宅に入る家庭のひっこしや落ちた瓦のかたずけなどを手伝いました。まだ使えそうな家も泣く泣く壊さざるをえない状況でした。仮設住宅に入るために長年したしんだ家具を燃やしてしまう家もありました。
年末に車で帰省した際、川口町と小千谷市を高速から眺めましたが、もう1mぐらい雪が積もっていました。途中で高速を降りて、雪おろしをしたかったです。

これから新潟が復興するためには、新潟経済が活性化することです。どうか、新潟県に遊びに行ってください!
スキーの好きな方は、北海道に行かないで、新潟県内のスキー場に行ってください。そしてたっぷり新潟にお金を落としてあげてください。
暇がなくて行けない方は、新潟県の産物を買ってください。昨年の我が家のお歳暮は、十日町の小島屋の蕎麦でした。(ネットでも買えます!)

新潟は、海産物、米、酒、おせんべい、温泉、女性、すべてよしです。新潟の女性は働き者です。因みに私の奥さんは新潟県産です。
新潟市の隣にある亀田町が出身地です。そう!亀田製菓があるところです。因みに越後製菓、北日本食品(ブルボン)も新潟県の企業です。
なお、Mondaynight Jazz Orch.のギターの青木さんの奥様も新潟市出身で、私の女房の妹と同じ江南高校です。たしかピアノの井上さんの父上も新潟の水原町(すいばらまち)です。水原は昔、代官所があった古い町です。有名なのは白鳥が飛来する瓢湖です。

みなさん!よろしくお願いします。


 
(7) お願い:イヤなら言ってね

 
次回以降の配信を希望されない方は、お手数ですが長島宛にE-Mailでご連絡下さい。ご連絡のない場合は、メーリングリストにそのまま登録を残させて頂きますので、ご了承の程お願いいたします。
 

(8) おまけ:静かな正月は良いですよね

 
私は人の少なくなった都心の静かな正月が大好きです。車でどこに行くのも気持ちが良いです。特に今年は大晦日の思いがけない雪で元日の早朝がよりいっそう静かに感じましたよね。

「初日さし くしゃみおおきく ひびく街」

第31号も最後までお読みいただきまして、有難うございます。
今後とも宜しくお願いいたします。

発行責任者:長島輝雄